クラーク整骨院（厚別森林公園新札幌交通事故治療） | 日記 | 会社と家族を守る経営

◆  保証協会付融資の代位弁済は恐くない
 
 
いつの間にか
中小企業の融資は
保証協会付融資が
当たり前の時代になってしまった。
 
リーマンショックで保証枠が増え
コロナで更に拡大されて
中小企業の融資は
保証協会付が当たり前になってしまった。
 
この弊害によって
銀行の審査能力は格段に下がり
銀行員も保証協会がOKなら
融資しようとなってしまっている。
 
保証協会も企業の格付けをして
保証枠を決めてしまったので、
安易な融資制度へと変わってしまった。
 
40年30年前の銀行は
もっと企業に寄り添い
色々と企業のことを知り
何とかこの企業を良くしようという
バンカーとしての心意気があった。
今ではそのような行員は稀になった。
 
どういうことになれば
代位弁済になるか
心配な方もいますし、
代位弁済は恐いものだと
思っている方もいます。
 
何故代位弁済になるかというと
保証協会付の融資の
元金返済が大変だからと
リスケするところから始まります。
 
リスケすると半年とか1年で更新となり
その都度多額の保証料を
払わないといけない。
資金繰りが苦しいのに
高い保証料を定期的に
払わないといけない。
 
金利が払えなくなる
赤字が続いている
資金繰りが回らなくなる
と銀行から代位弁済の話をしてきます。
 
この時に追い込まれて
代位弁済される経営者は
もう次の一手がないから
倒産・破産に追い込まれてしまう
可能性が大である。
 
しかしながら代位弁済されると
元金優先支払いになり
無理のない程度の返済に移行します。
ですから代位弁済して
資金が回るならその方が楽になるので
上手く活用する方法もあります。
 
但し、楽になると喜ぶのは良いが
延滞金が１５％近く取られます。
ドンドン延滞金が増えていきます。
商売を続けるだけと思っている方は
その方法も選択肢の一つです。
 
再生を考えている方は
代位弁済に移行するのも
再生プランを考えた後に
自分のペースで
代位弁済に移行するべきです。
 
代位弁済を怖がる必要はない。
それをどうチャンスにするかで
後々の人生が変わるということです。
 
何事も知識と実務が分かっていれば
怖いものは無いのだから
ピンチをチャンスに変えれるかは
経営者の考え方ひとつです
 
 
株式会社　Jライフサポート　三條慶八さん

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