ファシアに特化し、交通事故をはじめ痛みからの解放と生涯歩ける身体に整えます
TOP > クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記 > 母指CM関節症
生活の質に大きく関わる親指の付け根に痛み
日常生活の多くの動作に関わりがある手の親指。その変形性関節症の一つである「母指CM関節症」。
手が果たす機能の半分以上を担う
CM関節とは?
手の親指(母指)の、指先から数えて三つ目の関節を「CM関節」と呼びます。
CM関節を意識して、親指を動かしてみてください。他の指と比べ、ぐるりと回すことができるなど、圧倒的に可動域が広いことが分かると思います。この広い動きにより、他の指と向き合えるため、共同して“つまむ”という動作を行うことが可能になります。
親指はその他、“つかむ”“ひねる”などでも重要な役割をもっています。「手が果たす機能の半分以上を担っている」といわれます。
その親指の動きの、ほぼ全てに関わっているのがCM関節です。そのため、使い過ぎなどで軟骨の摩耗が起きやすくなります。その結果、関節が腫れたり、痛みが出たりするのが「母指CM関節症」です。進行すると、骨が変形したり、関節が外れかかった状態となって、外見から分かるほど親指の付け根が膨らんだりします。
次のような日常動作で痛みが生じるため、生活の質(QOL)が低下します。
・洗濯ばさみをつまむ
・包丁で硬い食材を切る
・瓶やペットボトルのふたを開け閉めする
・ドアノブを回す
・鍵を開け閉めする
生真面目な人に発症 同じ手作業続ける人
同じ手作業を繰り返す仕事の方に多く発症します。製造業や清掃業、調理や介護に従事する人に多いですね。遺伝の要素は明らかではないのですが、骨格や体質が似ているため、親子で発症する方は比較的多くいます。
性格としては、生真面目な人、手を抜けない性格の人に多い印象があります。
例えば「草むしりで、最後の1本まで抜かないとやめられない人」「隅っこまで徹底的に掃除する人」などです。そういう性格の方は、何時間も同じ作業をしていることも多いのです。
痛みのある人は、同じ動きを長時間繰り返さないよう注意してください。
男女比は約2対3です。女性の方が男性より関節が軟らかいことや、関節を安定させる周囲の筋力が弱いことなどが要因です。
また、閉経後の女性に多く発症します。
装具療法が基本 悪化要因を減らす
痛みの出る“動き”や、親指の付け根の“圧痛”などを確認した上で、エックス線検査などを行って診断します。長年痛みを耐えてきた方などは、かなり関節が変形していますので、すぐ分かります。ただし、リウマチなど、他の原因で変形している場合がありますので、血液検査などを行う時もあります。
装具療法が基本になります。湿布などの薬を貼って消炎・鎮痛しつつ、手に装具を着け、日常生活でCM関節が動かないように固定します。水にぬれる家事や仕事を行う人は、装具の上から手袋をしてもらうこともあります。
その上で大事なことは、問診で特定した“発症・悪化の要因を軽減すること”です。
親指は“手の動き”のほとんどに関わっています。装具療法に問題なく取り組め、CM関節に極力負担をかけずに生活できるケースでは、短期間で良くなっていく方が多くおります。
その上で、補助療法として、ステロイド剤などを関節内に注射して、炎症を止めることもあります。
その他、先の保存療法で治らない場合は、「関節形成」「関節固定」という2種類の手術を行う場合があります。
日本手外科学会西田圭一郎副理事長(岡山大学病院運動器疼痛センター長)
#整骨院#クラーク整骨院#厚別区整骨院#交通事故治療#整骨院 厚別
#厚別区 整骨院#厚別区交通事故治療#六層連動操法#活性酸素療法
#コロナ後遺症
#厚別ハンドボールクラブhttps://www.instagram.com/atsubetsuhc/
※LINE予約・お問い合わせ24時間受付中https://line.me/R/ti/p/@foh1993m
1.友だち追加 2.希望日時送信 3.当院から返信 4.予約完了