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風邪は治ったのに空咳が止まらない
長引く咳で最も多い原因疾患
3週間までは後遺症
咳だけが止まらないという人は多くいますが、咳は、肺や気道に入った異物を出すために起こる、ポピュラーな症状です。風邪や新型コロナウイルスなどの感染症による咳は通常、風邪などが治れば、自然に治まります。
多くの患者は、咳が2週間も続くと“なぜ止まらないのだろう”と不安になります。しかし、3週間までは、感染症などによる“急性の咳”が後遺症として続いている割合が高い、と考えてください。
その上で、風邪などが治り、熱も出ていないのに、痰がほとんど出ない「空咳」が8週間以上続く場合、まず「咳ぜんそく」が疑われます。夜間や早朝、あるいは季節によって空咳が出る場合も咳ぜんそくの可能性があります。
8週間以上続く“慢性の咳”は、感染症以外の原因が考えられますが、最も多い原因疾患が「咳ぜんそく」です。原因疾患が重なる場合もあり、一概には言えませんが、日本では慢性の30~50%ほどを占め、40~60代の女性で多く発症しています。
痰がほとんど出ない「空咳」が唯一の症状です。痰などの異物を出す咳ではなく、気道の炎症が治まらないために続いている咳だと考えられます。
喉、耳、鼻、胃…咳の原因はさまざま
咳は、さまざまな原因が考えられる症状です。肺がんや結核など、重い疾患の場合もありますので、問診や検査で丁寧に鑑別していきます。“慢性の咳”の原因疾患には、他にも「百日咳」や、喉のかゆみを伴う「アトピー咳」、耳や鼻が原因の「副鼻腔気管支症候群」などがあります。意外に思うかもしれませんが、胸やけや胃液の逆流を伴う「胃食道逆流症」も、原因疾患の一つです。
原因疾患によって、治療法は異なります。かかりつけ医や近くの病院の呼吸器内科などを受診し、医師の診断を受けてください。
咳ぜんそくの治療法
炎症を抑える「ステロイド薬」と、狭くなった気管支を広げる「気管支拡張薬」の吸入です。副作用はほとんどありません。
気管支拡張薬の効果があった場合、あらためて「咳ぜんそく」と診断します。効果がなかった場合は、アトピー咳など、別の疾患を疑います。これらを「治療的診断」と言います。一度“ぜんそく”と診断されると、例えば別の病を患った際、特別な追加検査を行ったり、処方薬が制限されたりします。ですから、過剰診断にならないよう、適切に鑑別する必要があります。
刺激を避けるよう心がける
「冷気」「湿度の変化」「たばこの煙」「花粉」「黄砂」「運動」「その人にとってのアレルギー物質」などによる気道への刺激でアレルギー反応が起こり、炎症が生じます。そして、炎症で腫れ、狭くなった気道が過敏に収縮し、咳の症状が現れます。
ですので、先に挙げた外的な刺激をできるだけ避けることを心がけてください。また、咳ぜんそくに限りませんが、マスクの着用には、保温・保湿や異物吸入を防ぐ役割があります。
気管支ぜんそくとは何が違うのか。
気管支ぜんそくの特徴である“ヒューヒュー、ゼイゼイ”といった呼吸音を伴う喘鳴や、呼吸困難といった発作はありません。ただし、咳ぜんそくから気管支ぜんそくに移行してしまう人も、3割ほどいます。
ステロイド薬の適切な吸入は、移行率を下げると考えられています。症状が良くなっても自己判断で薬をやめたりせず、医師の指導の下、長期的な視野で治療することが大事です。
炎症が長引くと、次第に気道が硬くなって、薬が効きにくくなり“難治性”の病となります。「咳なんていつか治る」などと軽視せず、早めに受診してください。
長崎大学大学院 迎寛教授
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