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第一次感情を“ガス抜き”する
アドレナリンで興奮状態に
子どもと機嫌よく過ごしたいのに、つい怒ってしまう……。子育て中であれば、誰もがぶつかる悩みではないでしょうか。
幼い頃、実父と継母から日常的に暴力を振るわれていた私は、自分が子どもを産んだら、「絶対優しいお母さんになる」と決めていました。しかし、実際は思い通りにいかないことの連続。子育てに介護も重なり、家族にきつく当たってしまったことが何度もありました。
人間である限り、怒りという感情をなくすことはできません。怒ることが全て悪いとも限りません。子どもが人に危害を加えたり、自ら命の危険に及ぶようなことをしたりする時は、怒ることが必要でしょう。
大事なことは、怒りの感情をコントロールして、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることです。そのためにも、怒りのメカニズムを知ることが役立ちます。
人間は怒りを感じると、アドレナリンというホルモンを大量に分泌します。アドレナリンによって心拍数や血糖値が上昇し、体は興奮状態に陥ります。冷静な判断ができなくなり、強い言葉を発したり、きつい行動を取ったりしてしまうのです。
さらに女性の場合は、出産や育児などライフスタイルの変化によって、精神の安定をつかさどるセロトニンと呼ばれるホルモンが激減しやすいといわれています。セロトニンは適度な運動や睡眠によって増えますが、子育て中の多くの女性はいつも寝不足で、疲労がたまっている状態です。セロトニンが増えない上に、アドレナリンは分泌されやすい状況にある。子どもが生まれるまでは、イライラすることが少なかった優しい人でも、子育てをする中で怒ることが増え、言葉遣いも荒くなる背景には、こうしたホルモンの働きが関係しているといわれます。
心が“いっぱいいっぱい”
怒りの感情をコントロールする以前に大切なことは、体を休めることです。「そうは言っても、どうやって休めばいいのだろう」と思われるでしょう。それでも、あえて伝えるのは、私自身が子育て期を振り返ってみて、「とにもかくにも休むことが大事だった」と、心から思うからです。
自分が休むためには、手助けの方法を何本も持っておく必要があります。今でいえば、保育園に預けたり、行政のサポートを受けたり、さまざまな方法があります。ホルモンバランスが乱れていると、子どもを預けること自体に罪悪感を抱いてしまうかもしれません。ある意味、罪悪感を強く持つことは“疲れているサイン”といえます。子どもと離れて、心身を休めることでセロトニンが分泌され、冷静な判断や柔軟な考え方ができるようになります。
そもそも、私たちは怒りを感じる前に、第一次感情といわれるさまざまな思いを抱いています。つらい、悲しい、寂しい、疲れた、心配、不安といったものです。こうした感情が積み重なった“いっぱいいっぱいの状態”の時は、イライラ度が増しています。子どもが水筒を出さない、飲み物をこぼす、お風呂に入らないなど、ちょっとしたことがきっかけで、火が付き、怒りという第二次感情が燃え上がってしまうのです。
「機嫌が悪い」アピール?
第一次感情を周囲に伝えられればいいのですが、怒りという表現だけを見せている場合があります。よく聞くのが、パートナーの行動にイライラしているけれど、それを伝えずに、子どもにきつく当たることで「私は機嫌が悪い」とアピールする、というものです。
できるなら、少しずつでいいので、パートナーや心を許せる周りの人に第一次感情を伝えていきましょう。自分の思いを“ガス抜き”していくことで、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになっていきます。
周囲に怒っている人がいる時は「何で怒っているの?」ではなく、「何かつらいことがあった?」と、第一次感情を理解しようとする姿勢が大切だと思います。
怒りを感じた時の対処法を紹介します。ぜひ実践してみてください。それでも、怒りすぎてしまった時は、「ごめんね」と素直に謝ることです。子どもを傷つけず、親自身の心も守ってもらえたらと思います。
怒りを感じた時の対処法
●いったんその場を離れる
イライラして衝動的に怒ってしまいそうな時は、いったんその場を離れましょう。その時、黙って離れてもいいですが、「今少し興奮しているから、頭を冷やしてくる」など、相手に伝えられるとなおいいですね。
●4秒吸って8秒吐き出す
アドレナリンが分泌されると、呼吸が浅くなります。4秒吸ったら、8秒かけてゆっくり吐き出しましょう。ポイントは、吸う時間より、吐く時間を長くすること。深呼吸をすると、セロトニンが分泌されて、気持ちが落ち着きます。
一般財団法人「児童虐待防止機構オレンジCAPO」理事長 島田妙子さん
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