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煙は出なくてもリスクは減らない
タバコの葉を原料とする「加熱式たばこ」を使っているのは、日本人の10人に1人を占めています。依存性が強いニコチンなどの有害物質が含まれ、健康への影響が懸念されます。妊娠中の女性が吸うと生まれてくる赤ちゃんに低体重やアレルギーのリスクが高まるとの報告も出てきました。
大阪国際がんセンターの田淵貴大医師は「新しいもの好きな日本人が、たばこ会社の宣伝に乗せられている」と指摘。「周囲への配慮に加え、自分の健康のためにも吸うのをやめることを考えてほしい」と話します。
「害が少ない」とのイメージも
国内販売が始まった翌年の2015年以降、加熱式たばこなどの使用状況を調べると21年は10・7%でした。
19年の国民健康・栄養調査では、紙巻きたばこを含む喫煙率は男性27・1%、女性7・6%。喫煙者の一部が加熱式に切り替えて定着したとされています。「たばこ会社がテレビや新聞、雑誌などで宣伝を展開した影響」とみています。
JASTIS研究で加熱式を使う理由を尋ねると「他のたばこより害が少ないと思った」との回答が最多。「人に迷惑をかけるのを避けるため」も多くありました。煙が立たず有害物質が少ないとのイメージを抱いているようです。
赤ちゃんの低体重とアレルギー増
国内で妊娠中の女性5600人以上を調べると心配な結果が示されました。
加熱式を吸っていた女性から低体重の赤ちゃんが生まれる割合は5・9%で、吸わない場合の2・7%より高かったのです。
妊娠中に加熱式を吸うと赤ちゃんが低体重で生まれるリスクが2・5倍になる計算。別の分析では、子どもがアレルギー疾患になるリスクが2倍に高まっていたことも分かりました。
加熱式は刻んだタバコの葉をヒーターや溶液の高温蒸気で熱し、出てきたエアロゾル(微粒子と空気の混合体)を吸う仕組み。紙巻きのように目立つ煙は出ませんが、エアロゾルにはニコチンやアセトアルデヒド、グリセロールといった化学物質が含まれます。
「たばこの有害物質は少量でも健康影響を起こす。紙巻きより少なくても病気になるリスクは減らず、日常的に吸えば悪影響が考えられ、吐いた息を通じて周囲で受動喫煙も起きており、加熱式の健康リスクは軽視されている」と指摘しています。
禁煙挑戦のきっかけに
加熱式の主成分であるニコチンにも厳しい目が注がれています。バイデン米政権は6月、紙巻きに加え、米国で普及している電子たばこなど幅広い製品に対し、ニコチン規制を導入する方針を明らかにしました。
ニコチンは血液を通じて全身に広がり、脳神経に働いて快楽物質のドーパミンを放出させます。吸うのをやめられなくなる依存性を引き起こすのです。「報酬系」という脳の働きを狂わせ、食事がおいしくなくなるなどの弊害も起きます。
米食品医薬品局(FDA)は今後、たばこ製品に含まれるニコチン量の上限を検討します。FDAは「将来の若者世代の、たばこ依存による被害をなくすか最小限にするのにつながる」と強調しています。
一方で「加熱式に切り替えた人は、たばこをやめやすい人でもある」と田淵さんは語ります。JASTIS研究では、自分の体にいいか、周りの人の健康にいいと思って加熱式を吸っている人が少なくないことが分かってきました。「人を思いやる意識の高さを、加熱式も含めた禁煙に挑戦するきっかけに生かしてほしい」と訴えています。
大阪国際がんセンター 田淵貴大医師
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