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手元を見ることが増えた
視力には、裸眼視力と、眼鏡やコンタクトレンズを使用して測定する矯正視力があります。ニュースでよく取り上げられる視力は裸眼視力のことで、遠くのものが見づらくなる近視についてがほとんどです。
近視の割合は数十年前から右肩上がり。文部科学省の学校保健統計調査によると、裸眼視力が1・0未満の割合はここ10年で小学生が約7・0%増、中学生が約8・7%増、高校生が約3・5%増となっています。
考えられる要因はさまざまありますが、後付けも多いので因果関係を証明するのが難しいところです。しかし、ゲーム、スマホなど、手元の近いところを見続ける「近業」が増えたことの影響は大きいといわれています。
手持ちタイプのゲーム機で画面に目を近づけて集中して見るようになったり、コロナ禍でオンライン授業が増加しスマホやタブレットを使用したりする機会も増えました。「近業」の代表例ともいえるスマホの利用は2010年代から普及し始めたので、その影響がはっきりと現れるのはもう少し先かもしれません。ただ、近視がより増えていく可能性は大きいと考えられます。
3歳までに視機能は急速に発達
人がものを見る機能は3歳ごろまでに急速に発達、6~8歳、遅くとも10歳くらいまでにほぼ完成します。
近視が出始めるのは大体7歳で、その後個人差はありますが、18歳くらいまで進行します。近業を続ければ、中・高校生になっても近視は進みます。したがって小児期に、近視をどう予防するのかがカギになります。
しかし、子どもに「目が悪くなるから気を付けなさい」と言っても、素直に聞いてくれないでしょう。見えない感覚がどういうことか分からないからです。今やスマホなどのデジタル機器は暮らしや学習に欠かせないものとなっており、使わないことは現実的ではありません。
近視の予防法を参考に、家庭や学校でのルールとして、子どもが小さい時から習慣付けを行ってほしいと思います。
習慣にしたい五つのポイント
スマホ→タブレット、パソコンに
スマホや手持ちタイプのゲーム機は画面が小さく、横になって楽な姿勢で見ることができます。そのため、目と画面の距離が近くなり、凝視しがち。寄り目が長時間続くと、内斜視の原因にもなります。
ゲーム機をテレビに接続したり、画面が大きなタブレット端末やパソコンを使ったりすることによって、目の負担を軽減できます。
WHOでは2~4歳の子どものスマホ利用について、1日1時間以内に抑えることを推奨しています。
眼科にかかり眼鏡で矯正を
子どもが以前と比べて、本やスマホに目を近づけることが多くなった、目を細めることが増えた、という場合は近視の可能性が高いでしょう。早めに眼科にかかり、目に合った眼鏡を作りましょう。昔は眼鏡をかけると目が悪くなるといわれましたが、今は適正な矯正をすることが大切であると分かっています。
外で遊ぶ
部屋の中だとテレビやスマホ、ゲームなど、どうしても近くを見がち。スポーツや外遊びをすれば近くを見続ける時間はかなり減ります。
近年、太陽光を浴びると近視の進行が抑制されるとの研究が進んでいます。15分、30分と細切れでもよいので、1日2時間以上、外で遊ぶ習慣を付けたいものです。
20-20-20ルール
アメリカで導入されているスマホやタブレット端末を見るときのルールです。遠くを意識して見ることで、目の緊張を和らげる効果があります。
①画面を20分見続けたら②20フィート(約6メートル)先を③20秒間見続ける。
姿勢をよくする
本やスマホを見るときは30センチ以上離しましょう。勉強するときも、頰づえをついたり猫背になったりすると目と机の距離が近くなり過ぎます。
イスや机の種類を変えたり、高さを調整したりすることも大切です。
川崎医科大学教授 三木淳司さん
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