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クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) | 日記 | 新型コロナ後遺症を正しく理解


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クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記

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新型コロナ後遺症を正しく理解 (2022.03.29)


 3月21日に「まん延防止等重点措置」が、全ての地域で解除されたが、今、懸念されているのは新型コロナ後遺症である。療養後に倦怠感や息切れ、咳、味覚・嗅覚障害、「ブレインフォグ」と言われる思考力・記憶力の低下等の症状が相次ぎ報告されている。
 私のクリニックでは、2年前からコロナの後遺症に悩む患者の診察を始めた。オンラインを含め、全国の3500人以上の患者を診療する中で、最も多い症状は「倦怠感」である。この「倦怠感」はコロナの後遺症においては“高熱の際の「だるさ」程度だろう”とあなどってはいけない。症状が重い場合、体が鉛のように重くなり、指一本を動かすことも難しくなる“寝たきり状態”にもなりうると考えたほうがいい。また、思考力・記憶力の低下も深刻だ。書類や書籍の文字は追えても内容が頭に入らない、会話をしたくても適切な言葉が浮かんでこないなどの症状が出ることがある。
 オミクロン株は感染力が強い分、後遺症になる人もさらに増える恐れがある。さまざまな論文はあるが、WHO(世界保健機関)などは感染した人の10人に1人がコロナ後遺症になるとの見解を示している。国内の感染者は約625万人なので、単純に考えると62万人以上に後遺症が出ている可能性がある。診断されていない人もいることを考えると、さらに多いだろう。
 後遺症で仕事や学校に行けなくなる人は少なくない。私のクリニックで受診した約4割が休職に追い込まれ、その中には職場の理解が得られず、失職を余儀なくされた人も多い。特に非正規社員の方々が契約解除になってしまったケースは数知れない。たとえ若い世代であっても、療養期間が明け、仕事や勉強の遅れを取り戻そうと無理をしてしまうと、一気に悪化することがある。もし後遺症の症状が疑われる場合は、早い段階で、かかりつけ医などに相談してほしい。
 コロナの後遺症は根本的な治療法が確立されておらず、きちんとしたデータに基づく情報発信が遅れているため「正しい情報」「正しい認識」が不足している。そのため、対症療法が中心となる。症状を悪化させないためには「休養」が欠かせない。そこで、家族や周囲のサポート、精神面のケアが非常に重要である。後遺症の症状は目に見えにくく、「コロナのせいにするな」「しっかりしなさい」などの言葉を掛けられて悩む患者もいる。これらの言葉によって、患者の不安や孤独感が増大し、精神的に追い込まれてしまい、社会復帰が難しくなることもある。こうした現実を社会全体がもっと認識し、身近な家庭や職場、地域でサポート体制をつくっていく必要がある。患者を守るための医療体制の確保も急ぐべきだ。
 そして、オミクロン株に感染して軽症や無症状で済んでも、後遺症によって、年齢にかかわらず、日常生活が奪われかねない。ゆえに「感染しない・させない」ために、感染予防の手を決して緩めてはならない。「オミクロン株は軽症らしいから、かかっても大丈夫」との考え方は違う。基本的な感染防止対策を一段と徹底していくことが重要である。
 その上で、周囲にコロナ感染の療養後も体調が優れない方がいれば、その状況を受け止め、「無理をしないでね」「今はしっかり休んでね」と温かな声を積極的に掛けていきたい。その一言で救われる方が必ずいる。

ヒラハタクリニック院長

 

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