クラーク整骨院（厚別森林公園新札幌交通事故治療） | 日記 | jiji say good bye

　子どもたちが、ジジと呼ぶ養父が突然のアクシデントで亡くなって間もなく一週間。コロナの影響で、子どもたちにとって、こういう形での3年ぶりの再会となりましたが、骨を拾ってあげることが出来、全く苦しみの無い穏やかな死相であったことが、何よりでした。
　結婚前、よく妻から、怖い父だったということを聞き、養父が職人だったこともあり、緊張の中初めてご挨拶をし、自営業の道に進む自分との結婚に関しても、特に反対もせず、結婚してからも子どもたち共々、本当によくしていただきました。
　昔は、よく「損して得を摂れ」と言いましたが、人が良い養父は、昔と違って材料代が上がっても、昔からの付き合いだからと、また本来自分の本業ではないこともついでだからと、引き受けたお仕事は誠心誠意され、もうそろそろ引退したいなと言うこともあったようですが、孫のためにもう少し頑張ったらと背中を押され、また職人不在の時代もあって仕事も忙しく、なかなか引退するタイミングも難しかったようです。
　そんな養父の生き様を見聞きし、なるべく損をしないで、得ばかり求める命根性の汚い世相ですが、真面目に正直に生きていさえすれば、良い最期を迎えることができることを信じ、これからも生きていければと思っております。
　明日は、娘の卒園式。きっと天国から見守ってくれていることでしょう。

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