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クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) | 日記 | 加齢黄斑変性


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クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療)

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クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記

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加齢黄斑変性 (2022.02.21)


視野の中心がゆがんで見える

ポイント 片眼ずつ見え方をチェック!

日頃から片眼ずつ見え方をチェックすることが大切


 欧米で中途失明原因の第1位を占めているのが「加齢黄斑変性」です。高齢になるほど発症率は高く、日本でも患者数が増えています。
高齢化とともに患者数も増加
 目から入った光をとらえる「網膜」という組織があります。この中心に位置するのが視細胞が集中している「黄斑」という部分です。さまざまな網膜の病気のなかでも、最も視力や見え方に影響を及ぼすのが黄斑部の病気です。
 その名の通り、加齢によって黄斑部が障害されて発症するのが「加齢黄斑変性」です。「緑内障」「糖尿病網膜症」と並んで、国内の中途失明原因の大きな原因の一つです。
 高齢化と食生活の欧米化に伴ってか、患者数は大きく増加。加えて、発症年齢が若年化してきているといわれてもいます。遺伝や環境など、はっきりとした発症因子は分かっていませんが、喫煙者に多いことは明らかになっています。
 主な症状は、視力の低下のほか、視野がゆがんだり、中心部が暗くなったりすることです。両眼で発症することが多いものの、たいていの場合、片眼から症状が出てくるので、もう片方の眼が補ってしまい、初期では気が付かないこともあります。
 年齢とともに見え方に変化はありますが、少しでも気になることがあれば、すぐに眼科で検診を受けてください。

「滲出型」と「萎縮型」に分かれる

 一言で加齢黄斑変性といっても、その病態によって、いくつかの種類に分けることができます。大別すると、「滲出型」と「萎縮型」の二つがあり、さらに「滲出型」には、「典型加齢黄斑変性」「ポリープ状脈絡膜血管症(PCV)」「網膜血管腫状増殖(RAP)」の3種類の病型があります。
 日本人に多いのは、滲出型加齢黄斑変性です。黄斑部にたまった老廃物による影響で、黄斑の下の脈絡膜から「新生血管」という血管が生えてくるタイプです。この新生血管は非常にもろいため、破れて出血を起こしたり、血管壁から血液成分が漏れ出したりすることで、黄斑部が盛り上がり、正常に機能しなくなってしまうのです。
 一方、萎縮型加齢黄斑変性は、網膜色素上皮細胞が萎縮するのに伴い、網膜色素上皮とブルッフ膜の間に老廃物がたまり、黄斑の機能が低下してくるものです。有効な治療法はないものの、進行は比較的緩やかなので、萎縮が黄斑の中心部に及ばない限り、深刻な視力障害を来すことはありません。
 ですが、滲出型に移行することがあるので、定期検診を続けることが必要です。

滲出型は「抗VEGF薬」で治療

 眼底検査や光干渉断層計(OCT)検査に加えて、蛍光眼底造影検査といって、蛍光造影剤を使った眼底検査で、異常血管からの漏出などを調べます。
 また近年は、蛍光造影剤を使わないタイプの検査機器も使われるようになりました。
 滲出型の治療では、新生血管の発生や成長を助ける作用のあるタンパク質の働きを抑制する「抗血管内皮増殖因子(VEGF)薬」を硝子体内に注射します。2008年から保険適用となったこの治療は、早期に治療を開始することで非常に効果が高く、進行を防ぐことは十分に可能です。
 現在は、「ラニビズマブ」「アフリベルセプト」などの薬剤が使用されています。
 一般的に、導入期として4週ごとに3回の注射を行い、その後、症状に応じて適宜、追加の治療を行います。
 投与間隔の延長も検討しますが、薬剤の投与を中止すると、再び新生血管ができてくることもあり、薬物治療は長期間に及ぶ場合もあります。
 薬物治療で効果がない場合、あるいはPCVの場合、「光線力学的療法(PDT)」というレーザー治療が効果を発揮することがあります。新生血管に集まりやすい性質の薬を投与した上で、ごく弱いレーザーを当て、新生血管をふさいでしまう治療法です。
 ただし、何度も繰り返して行うと、正常な血管にも影響を及ぼし、視力が低下してしまうことがありますので、必要最小限にとどめる必要があります。
 萎縮型の場合、現在のところ確立した有効な治療法はありません。滲出型への変化に注意しながら、経過観察を行うとともに、ルテインなどのサプリメントの摂取が推奨されています。

「アムスラーチャート」で確認

 加齢黄斑変性かどうかは、「アムスラーチャート」と呼ばれる真ん中に印がついた5ミリマスの方眼紙を使ってセルフチェックができます。
 視力の低下は、生活の質(QOL)を大きく低下させてしまいます。
 加齢黄斑変性のみならず、眼の病気は、少しでも視力を残せるように、早期発見・早期治療が何よりも大切です。
 日頃から、片眼ずつ見え方を確認する習慣をつけ、異変を感じたら、早めに眼科医に相談してください。
 また、定期的に眼科医の検診を受け、眼底検査を行うことをお勧めします。
 なお、抗VEGF療法で使用される薬剤は非常に高価なため、保険適用でも経済的な負担は大きくなります。高額療養費制度などが活用できるかどうかの確認もしてみてください。

釧路赤十字病院 五十嵐弘昌副院長

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