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1本が生命を支える
重要な役割も。
「細胞の毛」をご存じだろうか? 私たちの体に生えている髪の毛などとは異なり、肉眼では見えず、普段注目されない「細胞の毛」。
私たち人類を含め、ほとんどの生物の体の中には「細胞の毛」があります。この毛は「鞭毛」や「繊毛」と呼ばれ、細胞から生えている小さな毛状の構造をしています。毛状だと水の中で効率よく動けるのです。
代表例としては、精子や喉の奥にある気管、ゾウリムシの毛などが挙げられます。
約30年前に、私が研究を始めた当時は、ミクロの運動に興味をもつ少数の研究者以外、重点的に研究しようとする人はあまりいませんでした。
しかし最近、この毛の働きが病気に深く関係していると分かってきたことで、医学をはじめ、あらゆる分野で関心が集まっています。例えば「水頭症」という病気は、脳の中の脳室を覆うように生える繊毛が正常に働かないことで、脳脊髄液が脳室に溜まり、頭が大きくなることが分かってきたのです。また、内臓が反対に配置される「内臓逆位」の原因も、個体発生の初期である胚に現れる「ノード」と呼ばれる部分の毛の働きの異常により生じるのです。
一方で「動かない毛」もあります。臓器の上皮細胞に1本だけ生える「一次繊毛」は、臓器が正常に働くために、外部からの情報を受け取るアンテナとしての役割を果たします。この毛がなくなると、臓器に異常が生じます。
このような毛の存在は分かっても、どのように動くのかなど、その仕組みはよく分かっていません。
研究者 稲葉 一男さん
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