クラーク整骨院（厚別森林公園新札幌交通事故治療） | 日記 | この社会の歪みと希望

　持ち家があったり、自家用車を持っていたら生活保護は受けられないと思い込んでいる人も多いですが、持ち家でも物件が二千数百万円以下であれば受けられるし、自家用車も、それを持つことが必要と認められれば受けられるんです。

　仮に県側と市町村側の間に「権限争議」が起きることが予想される場合、そういう時こそ「政治の力」を活用すべきなんです。県の職員は、市議や区議が要望しても動かないんです。自分たちの人事や評価に影響がないから。
　県の事業であれば、県知事か県議に働きかけるか、そこを選挙区にしている国会議員に働きかけること。これが大事です。
　その際、率直に言うけれど、野党からやっても動かないんです。役所というのは野党に対して防衛的になるから。そういう場合は、与党ラインからやらないと動かない。
　なぜかというと、普段のルーティンを曲げる行為については、役人がリスクを負うからです。与党からの強い要望があって、「これは、リスクを負ってでもルーティンを曲げないと、我が身を守れないな」という危機感を感じて初めて、彼らはリスクを負う覚悟をしてくれるわけです。
　役人の内在的論理とはそういうものです。彼らが与党におもねっているということではなく、役人というのは法・規則の枠内で自分の裁量権の範囲内のことしかやらないように徹底的に訓練されているからです。

　佐藤　優さん

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