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TOP > クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記 > 私を奮い立たせたのは、権力への恨み(ルサンチマン)だった
私は、見かけによらず負けず嫌いです。
何に対して「負けたくない」のかというと「権力」に対してです。
「親と子」「医師と患者」「教師と生徒」「雇用主と従業員」。
この世の中には、様々な権力勾配が溢れています。
私が母や自分の病のことを公表したのは、いくつかの「権力に対する恨み(ルサンチマン)」がありました。
ルサンチマンという言葉はフランス語で、主に弱者が強者に対して「憤り・怨恨・憎悪・避難」の感情を持つことを示しており、日本語の「恨み」という言葉だと、私の気持ちと少し違うなという思いもあり、ルサンチマン」という言葉を使っています。
社会は権力勾配の塊なので、私はルサンチマンという感情そのものは医師であろうが患者であろうが、身体疾患であろうが精神疾患であろうが、誰もが持っている感情だと思います。
ルサンチマンも含めて、自分の気持ちを正直に語ることは長期的には本人の回復・リカバリーにつながると思います。
また、そうした想い(ルサンチマン)にまだ向き合えない人、清算できていない人、現時点では痛みやトラウマを抱えられない人は、公にするのではなく、当事者会や自助グループなどで、安全に聞いてもらうことから始めるのも良い方法かもしれません。
リスクも勇気もいりますが、語ることは回復にとってとても意味があることだと思います。
他の医師の方のことはわかりませんが、私は、患者さんを同一視してしまう傾向があります。もっと大げさに言えば「同病相哀れむ」に近い心情です。
この方はさぞつらかっただろうな。自分だったら耐えられるだろうか。何とかしてあげたいとの思いが駆け巡ります。
それでは治療者として自滅してしまうので、一つには精神療法の基本となるような本を一冊、常に脇に置いて基本に戻る練習をしています。
もう一つは、こころの疲労を取るために患者さんになります。こころから信頼できる精神科医に患者さんの顔になってたくさん話を聞いてもらっています。
人はそんなに強くありません。臨床歴30年の私がこの調子なのですから、こころにとどめてしまうという特性は特性として、また良い面として捉えればいいのではないかと思っています。
精神科医療の「7つの不思議」 児童精神科医 夏苅郁子さん
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