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◆ 二極化
コロナ禍で消費の二極化が
加速しているようだ。
1つは、所得の二極化がある。
株価も上昇し、収入が増えた人と
給与が下がったり、
残業が減ったりして
収入が減った人もいる。
コロナ禍で外出しないので、
消費をしなくなった分
各家庭の預金が増えている。
コロナ禍でありながら
高額な商品が売れている。
高級時計や絵画など
百貨店でも売り上げを伸ばしている。
2020年のクリスマス商戦でも
3万円が主流だったダイヤモンドも
5万が主流になっている。
高くても売れる商品は
化粧品や宝飾品だけではなく
食品関係も同様である。
健康に即したものや
モスバーガーの様に
通常より200円高いのに
限定商品が220万個売れたりしている。
ニッチだから
売れないかもしれないと恐れて
値上げが出来ない商品は
たくさんある。
ニッチであるからこそ
付加価値が高いという戦略で
リスクを恐れず
果敢に攻めている所は
成功を収めている。
消費の二極化で
消費動向が変化している。
世の中の動きを
肌で感じて商売をしないと
成功を収めることは出来ない。
経営者にも『感性』が大切である。
◆ 会社の構造改革
コロナ禍で会社の構造改革を
推し進めようとしているが、
上手くいっていない企業が多い。
それは誰もが変えることに
違和感を感じて
抵抗するからです。
歴史の長い会社ほど
その傾向が強い。
会社の規模や財務状態によって
出来ることと出来ないことがある。
出来ないことも工夫次第で
システム開発費を投入しないでも
出来ることはある。
それは社長の力量次第である。
ある地方の旅館では
お客様のチェックアウト状況を
部屋に何度も往復して
フロントとやり取りをしていた。
システムを構築すれば出来るが
予算がなくて考え抜いた結果
タブレットを使いLINEで
やり取りすることに変えた。
生産性の向上を図るために
社員だけでは前に進まない。
社長が入り込んで
どこがおかしいとか
これを何とか出来ないか
など具体的なことを
身をもって解決していかないと進まない。
何故なら社員は
責任を被って進めることは
初めから絶対にしないからだ。
業務の効率化を図ることが
とても重要なことである。
そんなことは出来ないと思い込んで
仕事を継承しているから
前に進まないのは当たり前である。
その時にその仕事は
何の為にしているのかを
明確化する必要がある。
その仕事をする
理由が不明瞭なら
する必要がない仕事である。
中小企業なら自分の仕事を
やればいいのではなく
一人何役もこなせないと
業務の効率化なんて出来ない。
その反発は大きいと思いますが、
そこを乗り越えていけば
風通しの良い社風に変わって行く。
業務効率が上がって
何か良いことがないと意味がない。
休日が増えて給与が上がらないと
社員もやる気が出なくなる。
会社の構造改革は、
社長の本気度が
どのくらいあるかに
かかっている。
◆ 老舗企業からの脱皮
多くの老舗企業の相談を受けるが、
一番の問題は
守るものと捨てるものとの
取捨選択が出来るかである。
伝統を守らないといけないとか
このやり方を踏襲しないといけないとか
考え方が凝り固まって
身動きが取れない状況になっている
老舗企業が非常に多い。
何を残すかを考えるべきである。
愛媛県の人口3万人の小さな東温市に
大正8年創業の老舗黒板メーカーがある。
その4代目社長である坂和社長は
老舗の看板を下ろし
斬新的な発想で
次世代の黒板を作り上げて
事業を伸ばしている。
私の世代の黒板と言うと
チョークで書かれた黒板を
思い出します。
黒板の文字を消すときに
白い粉が目と喉に入り
気分が悪くなった記憶がある。
授業中に話をしていると
チョークが飛んできた
怖い先生もいました。
いい思い出は少ない。
黒板を奇麗に消すのも
一苦労に時代でした。
その社長がこの会社に入社したら
古参の社員からは嫌われていた。
普通にしていたら
古参社員から評価されないと思い
がむしゃらに働いたそうです。
私も親父の会社に入社した時に
古参の社員から
誰のお陰で大学に行けたと思うんだと
色々嫌がらせをされました。
だから、見返してやろうと
必死に仕事を覚えて
見返してやろうと思いました。
坂和社長は黒板と言う古臭い事業に
限界を感じて
『これはヤバい』と感じていた。
変化を嫌う社風に危機感を覚えていた。
黒板を販売しつつ
新たな事業を、そして、
利益を生む事業を
何とかしたいと思い
ハイブリット黒板『コクリ(kocri)』と言う
アプリの開発を行った。
アプリを使い
黒板に書かなくてもよいので
時間短縮になり
先生も生徒もスマホあれば使える
便利なツールになった。
コロナ禍で厳しい時代だからこそ
人は追い込まれると
すごい閃きと発想が浮かぶものです。
是非自社の経営資源を見つめ直し
新しい発想で新規事業を展開し
アフターコロナを生き抜いてほしい。
それが社長の思いで
すぐに出来るのが中小企業の強みです。
◆ 土着性と中小企業
日本の伝統工芸は
崩壊状態になりつつある。
よく百貨店の催しで
日本の伝統工芸市が
開催されている。
見に行くと素晴らしい
日本の職人技が光る
商品が並べてある。
勿体ないと、
いつも思うことがある。
こうすればもっと売れるのに
と違う角度で見てしまう。
職人だから技を磨いて
良いものを作りたいと
一生懸命ではある。
しかし時代にマッチしていないので
売れていないところが多い。
そんな中で奈良に中川政七商店と言う
元々絹を扱う問屋だった店がある。
十三代目の社長が
老舗に胡坐をかくことなく
センスある時代にマッチした
オリジナル商品を拡充していった。
高いけど納得できる
今までにはない商品で
女性客を虜にしている。
2013年には東京に進出し
大成功を収めている。
全国の伝統工芸を元気にするために
自社の成功例から伝授し
多くの伝統工芸会社を復活させている。
中小企業は地元に愛され
地元の文化を発信して
常にアップデートしていないと
取り残されてしまう。
携帯にアプリでも
日々アップデートされている様に
企業も日々進化して
アップデートしないと
生きていけない。
老舗会社ほど苦しんでいる。
それは変えられないからだ。
変化こそ怖いものはない。
しかし変わらないのは
死滅を意味する。
そこには社長の勇気と覚悟しかない。
コロナから新たなステージに行くのに
迷って動けなくなっている社長もいる。
今のまま維持し
衰退していくのを遅らせて
防戦一方の守りの姿勢を
貫き通している会社もある。
いつか死滅する時がくる。
あるいは勇気と覚悟をもって
大変だが変化を試み
明るい未来を目指すかは
社長次第である。
◆ コロナ後の経営
今まではコロナ融資で
資金繰りも困ることなく
補助金や給付金などで
凌いできた中小企業も多い。
営業利益はマイナスだから
補助金や給付金が無くなると
赤字経営に突入してしまう。
その赤字で毎月キャッシュアウトし、
ボディブロ-のように効いてきてくる。
資金が枯渇すると
中小企業は前向きな経営が出来なくなる。
銀行に責め立てられて
経費削減・人員削減など
内向きな経営しか出来なくなる。
こうなると復活するための
エネルギーが無くなり
ただ耐え忍び生きていくしか道はない。
最終的には銀行が
倒産の準備が出来ると
その方向に持っていかれる。
そうならないために
今のうちに営業利益が出る
経営に舵を切っておく必要がある。
コロナで必要な人材と不要な人材の
色分けが出来たという経営者が多い。
今こそ必要な人材で
第二創業に転換すべきだ。
それが出来ないようでは
会社の将来は危うい。
顧問先にいつも言うのですが、
悪玉菌の社員がいると
善玉菌の社員も食い荒らし
悪玉菌にしてしまう。
だから会社に悪玉菌を繁殖させない
経営をしないと恐ろしい結果になる。
まだ銀行はコロナの影響で
好意的に見てくれます。
来年になるとそうはいかなくなる。
だからこそ今のうちに構造改革し
利益が出るように
転換しておく必要がある。
株式会社 Jライフサポート 三條慶八さん
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