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クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) | 日記 | 口腔機能発達不全症


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クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記

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口腔機能発達不全症 (2021.03.29)


子どもの将来に大きな影響がある


なるべく早期にトレーニング!

 
 口には、「食べる」「話す」「呼吸する」といった大切な機能があります。こうした機能が十分に発達しておらず、専門家が関わった方がよい状態を「口腔機能発達不全症」といいます。この病気について、に聞きました。

小児の不正咬合の割合が増加

 永久歯がほぼ生えそろった小児(12歳児)の虫歯の本数は、公衆衛生に対する意識の変化、あるいは歯科健診・検診の受診率の向上などの効果もあり、年々、減少傾向にあります。結果、歯科医院でも治療から予防へと診察の重点が変わってきています。
 一方で、小児の不正咬合、すなわち、顎のずれや歯並びの乱れによって、上下の歯がきちんとかみ合っていない状態が増えています。
 実は、こうした状態には、「口腔機能発達不全症」という病気が密接に関係しているのです。
 この病気は、2018年4月から保険適用になったばかりで、知らない方も多いのではないでしょうか。
 放っておくと、顎の成長不足につながったり、歯並びが、より悪くなったりします。
 さらには、鼻腔や気道が狭くなり、呼吸がしにくくなるなど、子どもの将来に大きな影響を与えてしまう可能性があります。
 本人だけでなく、家族も気が付かない場合も多くありますので、ぜひとも知っておいてもらいたいと思います。

低位舌や口呼吸には注意が必要

 口を使って食事をすることは当たり前のように思えますが、実はそうではありません。
 乳児期の哺乳から離乳食、そして普通食へと段階を経て、徐々に身に付けているのです。ですが、成長に合わせた段階的な移行ができていないと、かむ力が発達しません。
 また、顎が発達していないと、舌の位置が下がっている低位舌になりやすくなります。舌が下にあると気道が狭くなりがちで、呼吸が苦しくなります。結果、鼻呼吸でなく口呼吸をするようになってしまいます。低位舌は、のみ込む機能にも影響を与えます。
 以下に、主な症状を挙げていますので、チェックしてみてください。
 
 ○歯並びが悪い
 ○硬い食べ物が嫌い
 ○食べるのが早い(ほとんどかまない)
 ○食べるのが遅い(なかなかのみ込めない)
 ○ポカンと口を開けている
 ○唇が厚ぼったい
 ○口呼吸がある
 ○滑舌がよくない
 ○舌にぎざぎざの歯の痕がある
 
  
 こうした状態に二つ以上、当てはまる場合、口腔機能発達不全症の可能性があります。かかりつけの歯科医に相談してみてください。

乳幼児では親の気付きが大切

 症状があった場合、なるべく早めに症状に応じたトレーニングを開始することが大切です。
 3歳までであれば、トレーニングを主体に取り組むことで、症状の改善が可能です。そのためにも、親の気付きが重要です。
 6歳を超えると、矯正治療が必要なケースもあります。症状の程度によりますので、歯科医と相談をしてください。
 以下に、自宅でもできる口腔機能発達不全症のトレーニングを紹介しますので、ぜひともやってみてください。
 ◇ 
 ①ポッピング=舌を上顎に付け、「ポン!」と音を立てて離します。いわゆる舌打ちです。これを繰り返すことで舌の力を鍛えます。
 ②ガムトレーニング=ガムを左右の歯で均等にかみます。かんだガムをボール状に舌の上で丸めます。ガムを舌で上顎に押し付け、薄く広げます。舌でガムを上顎に押し付けたまま「ごっくん」とつばを飲み込みます。これによって、舌の力を鍛えるとともに、嚥下時の正しい舌の動きを身に付けます。ガムが逆三角形に広がっていれば正しい動きです。
 ③タオル引きちぎりトレーニング=素足になり肩幅に足を開きます。タオルを歯で軽くかみ、唇で強く挟んだら、タオルを手で引っ張ります。その時、抜けないように唇に力を入れます。舌の先端でタオルを押します。顎の成長に関連する筋肉を鍛えます。

高齢になってからのリスクも

 歯科医院などでは、リットレメーターという唇の力を測定する専用の道具が用意されています。マウスピースを唇でくわえ、抜けないように唇に力を入れたら引っ張ります。
 また、口を大きくゆっくりと「あー」「いー」「うー」「べー」と動かす「あいうべ体操」も効果があるでしょう。
 口腔機能発達不全症は、放置している期間が長いほど、呼吸がしにくいなどの症状を悪化させます。慢性的な酸素不足が続くと、集中力が低下するなど、勉強のパフォーマンスにも悪い影響を与えると考えられます。
 鼻腔や気道が狭くなると、それを補うために、頭を前に出した猫背の姿勢をとり、口呼吸をするようになります。そうした悪い姿勢の定着は、将来的に他の多くの疾患の原因ともなり得るでしょう。
 さらには、高齢になってから、自力で食事を取ることが難しくなる「口腔機能低下症」になるリスクは非常に高くなります。
 顔の骨のほぼ半分を占めている顎の成長不足を、成人してから正すためには外科手術が必要になってしまいます。
 先に述べたように、この疾患に対する保険適用がされています。気になる症状があれば、早めに診断を受けるとともに、毎日のトレーニングを欠かさず行うようにしてください。

三阪歯科院長

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