無料ホームページなら お店のミカタ - 

クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) | 日記 | ロートブラット博士と核兵器禁止条約が発効に至るまで


MAP


大きな地図で見る

クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療)

WEBはこちら

MOBILEはこちら

TEL : 011-378-9187


クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記

TOP > クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記 > ロートブラット博士と核兵器禁止条約が発効に至るまで

ロートブラット博士と核兵器禁止条約が発効に至るまで (2021.01.29)


ロートブラット博士の人生の軌跡
 
 博士は第2次世界大戦中、アメリカが原爆開発のために進めた「マンハッタン計画」に数多くの科学者が従事する中で、途中で離脱に踏み切った唯一の科学者。
 夫人のいる母国のポーランドにナチスドイツが侵攻したために、夫人と生き別れになる悲劇に見舞われる。
 イギリス側からの代表団の一員として、「マンハッタン計画」に加わることを要請された博士は、“ナチスによって核兵器が使用されないようにするために”との思いと、自らの良心との葛藤を抱きながらも、アメリカへと向かう。
 しかしある時、軍の責任者から、「マンハッタン計画」の本当の目的が、原爆をいち早く完成させてナチスの戦意をくじくことではなく、ソ連を抑え込むためのものであるとの話を耳にし、強い衝撃を受けたロートブラット博士。
 その時の心境を、「自分は間違った理由でここにいるのではないかと思い始めまたと回想。
 極秘扱いだった「マンハッタン計画」からの離脱を申し出た博士は、圧迫や妨害を受けながらも意志を曲げずに、たった一人でイギリスに戻ったが、残念ながら、博士の夫人はナチスによるホロコーストの犠牲となっていた。
 そして、1945年8月6日の広島への原爆投下をニュースで知った博士は、「人生の残り、また自身の研究も、人々の命を救うために役立てたいとの信念から、専門分野を放射線医療に変更する。ロートブラット博士が発見した放射性元素の「コバルト60」は、現在も悪性腫瘍の治療などのために使われている。
 

互いに脅威を取り除く努力

 その博士が、ノーベル平和賞を1995年にパグウォッシュ会議と共に受賞した時、核抑止論の内実について述べていた言葉がある。
 「核兵器は特定されない何らかの危険に対する防護手段として保持されているのです。この政策は単に冷戦時代からの惰性による継続です」
 「核兵器は戦争を防止するとの主張に関して、一体さらにいくつの戦争が行われれば、この議論は論破されるのでしょうか」(日本パグウォッシュ会議のウェブサイト)と。
 「要するに、何らかの必要があって核兵器が存在しているのではない。核兵器の存在そのものが、その存在理由を必要としてきたといえるのではないでしょうか」との結論に至る。
 ロートブラット博士が指摘したように、「特定されない何らかの危険」を理由にする限り、核兵器は保有され続け、脅威は地球上にいつまでも残り続けてしまうことになる。
 それに対して、核兵器禁止条約が目指すのは、「核兵器の存在がもたらす危険」を互いの努力で取り除く方向へ、各国が共に進むための軌道を確立することにあるのではないでしょうか。
 
 歴史を紐解けば、冷戦時代に核開発競争がエスカレートする中で、アメリカが1958年に、月の表面で水素爆弾を爆発させるプロジェクトに一時的に着手したことがありました。
 地球からはっきりと見える形で、月面上に強烈な閃光を発生させることで、ソ連に対して力を見せつけることを目指したものだったといいます。
 幸い、計画は短期間で打ち切られ、月は守られることになりましたが、当時、地球上では、米ソの間で「ポリオの感染拡大を防ぐワクチンの実用化のための歩み寄り」がみられた一方で、「月まで利用した核兵器による威嚇」が行われようとしていたのです。
 翻って現在、コロナ危機の打撃から本格的に世界が立ち直るには数年かかると予測される中で、核兵器の近代化を続けることの是非について、この歴史の教訓に照らして真摯に再考すべき時が来ているのではないでしょうか。


#交通事故対応#労災対応#六層連動操法#温熱療法#活性酸素除去療法#新型コロナウイルス不活化空気清浄#クラーク整骨院



日記 一覧へ戻る


このページのトップへ

【PR】 最安値ホームページ制作会社officePWカラオケ歌王Patty ペットサービス美容室Beerアロマエステサロン デイジーローズ