活性酸素・温熱療法・ファシアに特化し、交通事故をはじめ痛みからの解放と生涯歩ける身体に整えます
TOP > クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記 > 食品ロス
日本では年612万トンが廃棄
都民が1年間に食べる量と同じ
食べ物を捨てることは命を捨てること
日本で発生する食品ロスは年間612万トンに上ります。
これは、東京都民約1400万人が1年間に食べる量に当たり、日本人全体でいえば1人が毎日、おにぎり1個を捨てている計算になります。
私たち消費者が原因をつくっていることがあります。
例えば、スーパーやコンビニで牛乳を購入する際、より新しいものを選ぼうと、棚の奥から引っ張り出して買ってしまう。
しかし、そうすると、手前のものが残ってしまい、廃棄につながりかねない。結局それは、私たちが払っている税金を使って処分することになるのです。
意識してほしいのは、「食べ物を捨てること」は、「お金を捨てること」と同じであるという考え方です。
京都市の調査では、1世帯が1年間に廃棄する「食べ残し」と「手つかず食品」の費用は、約6万1000円にもなります。1万円札が目の前にあれば誰も捨てないと思います。しかし、それが食べ物になった瞬間、「捨ててもかまわない」となってしまう。「お金を捨てている」と考えることで、関心の低い人にも行動の変化があればうれしいです。その上で、具体的な取り組みとしては、「冷蔵庫をすっきりさせること」がおすすめです。
電気代の節約のためにも、冷蔵庫の容量の70%ぐらいに収めると良いといわれています。その目安となるのは、冷蔵庫のどの段も奥まで見える状態です。何が入っていて、どんな期限のものが、どのくらいあるのかを管理し、“風通しの良い冷蔵庫”にすることで、節約すると同時に、食品ロスを削減できると思います。
また、買い物に行った時に、商品を手前から取ることも大切です。家の冷蔵庫に期限の異なる二つの牛乳があれば、期限が近いものから飲みますよね。
同じように、地元のスーパーを“地域で使う冷蔵庫”だと思えば、手前から順番に買っていくことができます。そうすることで、自分たちが納めた税金を、食品ロスの焼却ではなく、福祉や教育に充てることができるのです。
日本には「もったいない」という素晴らしい言葉があります。
この「もったいない」は食べ物だけでなく、洋服や本などのモノ、また時間にも当てはまります。
食べ物一つとっても、育てる人、加工する人、お店に運ぶ人、売る人など、多くの人が、たくさんの時間と命を使っています。「食べ物を捨てること」は、そこに込められた多くの「命を捨てること」でもあるのです。
食品ロス問題ジャーナリスト 井出 留美さん
#交通事故対応#労災対応#自粛ストレス対応#オキシトシン効果#六層連動操法#温熱療法#活性酸素療法#クラーク整骨院