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TOP > クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記 > 「感染者ゼロ」ではなく「大流行させない」こと
世界保健機関(WHO)は先月、新型コロナウイルスは消滅しない可能性があり、長期間にわたって「共存」する覚悟が必要であるとの見方を示しました。
「新たな日常」とは、感染症と共存していくことであり、私たちが目指すべきは「感染者ゼロ」ではなく、「感染を大流行させない」「感染爆発を起こさせない」ことであるとの意識をもつことが重要です。
私たちは、正しい情報を基に、過度に恐れることなく、これまで通り、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いの励行という基本的な感染予防対策を実践しながら、前向きに、日常生活を再開していきたいと思います。
新潟大学 菖蒲川特任教授
まず大前提として、互いの価値観を理解し、多様性を尊重する姿勢が重要です。
ここでの多様性とは、「早く友達と集まりたい」と思う人もいれば、「人が集まる場所には行きたくない」と思う人もいるなど、感染症に対するリスクの考え方が人それぞれであるということです。
たとえ自分と考え方が違っても、“そう思う人もいる”ことを想像し、受け入れて、尊重することが大切ではないでしょうか。
これからの「新たな日常」は、どちらか一方に偏るのではなく、いろいろな考え方の人がいるという多様性を尊重しながら、互いに価値を見いだしていく挑戦であると言えます。
例えば、「マスクを着用しましょう」との呼び掛けだけでは言葉が足らず、伝わりにくいことがあります。それは、感染症のリスクと熱中症のリスクの両面があるということです。その人の年齢、気温、湿度、屋内か屋外か、周りにどれくらい人がいるかなどによって、感染症のリスクと、熱中症になって体調を崩すリスクのどちらを回避すべきなのか、丁寧に考えないといけないと思います。
マスクを着用する理由の一つは、唾液にウイルスが潜んでいる可能性があるので、その飛沫によって人にうつさないためです。したがって、人と接触する屋内では、マスクの着用は必須です。
しかし、炎天下の屋外で、人との身体的距離がとれている場合は、感染のリスクよりも熱中症のリスクのほうが高いと考えられます。子どもであればなおさらです。その場合は、マスクを外すことも、身を守ることです。
私たちは今、「リスク対リスク」という考え方で、危険性を正しく比較し、それぞれの個別の状況に応じた生活様式を生み出す段階に入っていると言えます。
これに関連して懸念されるのは、「感染=悪」「感染者=対策を怠った批判されるべき人」という一面的な捉え方です。
どうしても人には、リスクを「0」か「100」かで考えてしまう心理があります。知らず知らずのうちに、自身の不安や恐怖心があおられ、結果的に、自分とは異なる他者への排除・批判の方向に傾いてしまいます。
新型コロナウイルスの正体は不明点が多く、誰もが感染する可能性があります。重要なのは、感染しないことではなく、一人一人の命を守ることです。しかし、「感染=悪」という捉え方が蔓延すると、批判を避けるために感染や発症を隠し、その結果、見えないところでの流行を招きかねません。
また、同僚や友人とのコミュニケーションの中で、「私たちの周囲から感染者を出さないようにしよう」と呼び掛けることがあると思います。
当然、感染しないに越したことはありませんが、こうした呼び掛けが半面、感染したことを言い出せない雰囲気を生んでしまう恐れがあることも認識しておく必要があります。
東京医科歯科大学 藤原教授
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