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TOP > クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記 > 治療薬としての期待が高まっている「ファビピラビル(アビガン)」(富士フイルム)
新型コロナウイルス感染症(COVID―19)が世界中で拡大している今、治療薬の開発・研究が急務となっています。中でも注目をされているのが、わが国で開発されたインフルエンザの治療薬「ファビピラビル(アビガン)」です。
インフルエンザの治療薬
インフルエンザ治療薬の「ファビピラビル(アビガン)」は、2014年に西アフリカで流行したエボラ出血熱の治療にも使われた薬剤です。
このほか、わが国では、重症熱性血小板減少症候群の治療にも使用されたことがあります。
ウイルスは、単独では増殖できません。そのため、感染した細胞の中に入り込み、核酸(DNAもしくはRNA)を複製する必要があります。コロナウイルスも同様で、この複製の時に、必要なのがRNAポリメラーゼといわれる酵素です。アビガンは、この酵素に取り込まれることで、RNAの伸長を抑えることができるのです。
かつて季節性インフルエンザに対するアビガンの治験を行い、抗インフルエンザ薬としての臨床効果が認められ、14年に国の承認を得ることができました。
主な副作用としては、血中の尿酸増加、下痢、好中球数の減少等で、決して対象者に対して強い毒性があるようなものではありません。
また、タミフルやマルボキシル(ゾフルーザ)のように、耐性ウイルスが生じないというのも特徴の一つです。このことは、流行の最初から最後の患者まで、同じ有効性で治療できるという特性があるといえるでしょう。
妊婦には使用できない薬剤
アビガンは、承認に至るまでに、考え得る種々の毒性試験が行われています。結果、健常者に対する毒性の懸念がなく、妊孕性以外に問題がないと判断され、ヒトでの治験が行われました。
しかしながら、動物実験で初期胚の致死および催奇形性が認められたことによって、承認時には、胎児に障害を起こす可能性を排除するため、妊婦または妊娠している可能性のある女性への投与が禁忌となったのです。また、精液中への移行も認められ、添付文書には、投与期間中および投与終了後7日間は、コンドームの使用など、極めて有効な避妊法の実施を徹底することが注意喚起されています。
このほかの重篤な副作用や後遺症は認められていません。従って、胎児への影響に注意すれば、今回の新型コロナウイルス感染症のような致死性RNA感染症をアビガンで治療することは問題ないと考えています。
ただし、妊婦を避けたとしても、それ以外の予期せぬ重篤な副作用の出現を否定するものでないことは他の薬剤と同様です。
早期の投与で重症化を防ぐ
ウイルス感染症の「帯状疱疹」は、紅斑、水疱、膿疱、痂皮へと症状が移行しますが、抗ウイルス薬の治療を開始するのは発疹が出現した時です。
免疫応答により水疱ができてウイルス量がピークを過ぎる頃から治療を開始しても大きな効果が期待できないからです。
そういった意味からも、COVID―19でも、発症6日までの早期治療が、肺炎による肺の線維化などを最小限にして、死亡につながる肺炎の重症化を阻止することになるのではないでしょうか。
感染者の約20%が重症肺炎となり、2%は死に至る感染症です。
このウイルスに殺されないためには、もしも胸部コンピューター断層撮影(CT)で肺病変があれば、発症後6日にはアビガン治療を開始してもらえたらと考えています。
千里金蘭大学の白木公康副学長(医学博士)
※密閉を避ける
小まめな換気。
部屋が広ければ大丈夫、狭い部屋は危険ということではなく、鍵は換気の程度。
通常の家庭用エアコンは、室内の空気を循環させるだけで、換気しないので注意。
車のエアコンのスイッチは「内気循環」から「外気導入」に。
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