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クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) | 日記 | 乳がん


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クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記

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乳がん (2019.10.13)


日本人女性の11人に1人が罹患

40歳以降は2年に1度の検診を!
 

 日本人女性の11人に1人が罹患するといわれている「乳がん」。早期発見・早期治療が大切な疾患でありながら、実際に検診を受けているのは5割に満たない数です。
近年は高齢の発症も増えている
 
 2003年におよそ4万5000人だった乳がんの罹患者数は、現在、倍以上となり、年間で9万4000人ほどが新たに発症。1994年に胃がんを抜いて以降、女性が最も罹患しやすいがんとなっています。
 他のがんと比較すると、死亡率は高くありませんが、年間に1万4000人ほどが亡くなっています。若い世代での発症は非常に少なく、30代後半から増え始め、その多くは40代となっています。従って、40歳以降は、症状がなくても2年ごとの乳がん検診(マンモグラフィー検査)を受けてください。
 乳腺用のエックス線検査であるマンモグラフィー検査は、乳房を圧迫されることから、「痛そう」というイメージを持っている方が多いでしょう。ですが、機器の改善に加え、各種講習などが行われることによって、担当する技師の技量も向上しつつあります。
 決して我慢できないほどの痛みではなく、視診や触診だけでは発見しにくい小さな病変も見つけることができます。
 加えて近年は、60代にも発症のピークがあるなど、閉経後の発症も増えてきています。また、遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)といって、若い世代で発症するタイプもありますので、注意が必要です。
 
早期では自覚症状がほとんどない
 
 早期であれば、自覚症状はほとんどありません。進行すると、乳房にしこりができ、乳房のひきつれ、乳頭のただれ、あるいは乳首から血液を伴った分泌物が見られることもあります。
 その進行度(病期)は、しこりの大きさ(T)、リンパ節への転移(N)、他の臓器などへの転移(M)を組み合わせた「TNM分類」で表されます。
 しこりの大きさが2センチ以下で、リンパ節や他臓器への転移がないものを早期乳がんと呼んでいます。
 また近年は、がんの性質、すなわち「ホルモン受容体(エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体)」が陽性か陰性か、「HER2遺伝子」が陽性か陰性かなどを調べることで分類する「サブタイプ分類」が広く行われるようになっています。
 
より効果の高い治療法を選択する
 
 治療では、乳がんが転移しやすいがんであることを考慮し、手術などの局所療法だけでなく、薬物療法などを組み合わせるのが一般的です。
 乳がんは薬物療法の効果が高いとされていることに加え、先に述べたサブタイプによって、化学療法(抗がん剤治療)、分子標的薬治療、内分泌療法(ホルモン療法)など、より効果の高い治療法を選択することになります。
 手術には、乳房温存療法と乳房切除術があります。原則として乳房温存手術の適用となるのは、がんが乳房内の広範囲に広がっていない場合です。術前全身療法といって、術前に薬物療法を行うことで、がんが縮小し、温存手術ができることもあります。通常は術後に放射線療法を行い、がんの再発を防ぐようにしています。
 かつての乳房切除術では、乳房や周辺リンパ節のみならず大胸筋まで切除していましたが、現在では大胸筋は温存されるなど、切除範囲も小さくなってきています。
 また、センチネルリンパ節生検といって、乳がんが最初に転移するリンパ節を調べることで、脇の下の「腋窩リンパ節」を切除するかどうかも決められます。
 術後も、小さながんの根絶や再発予防のため薬物療法や放射線療法が行われます。
 
友人や知人にも受診を勧めよう
 
 近年、治療法も大きく進歩してきました。手術は低侵襲で体の負担も少なくなり、薬物療法の副作用もかつてと比べると小さくなっています。抗がん剤による脱毛の可能性はありますが、より自然で、おしゃれなウィッグも増えています。
 そうした意味からも、早期に発見でき、適切な治療を行うことで根治が目指せるのみならず、患者さんの病態、ライフスタイルなどを考慮して治療が選択できるようになってきているといえるでしょう。
 特にトラスツズマブ、ラパチニブをはじめとする分子標的薬の効果は非常に高く、今後、さらに研究が進むことで、患者さんによってはもっと侵襲の少ない治療が行えるようになるかもしれません。
 乳がん好発年齢期の女性は、仕事や家事、子育てや介護など、とても多忙な毎日で、自分のことを後回しにしがちです。自分自身が健康であることが、自分が関わる人たちの幸せにつながると自覚し、積極的に検診を受けましょう。
 また、多くの人の検診受診のきっかけは他人からの勧めです。どうか、思いやりの心で友人や知人にも受診を勧めてください。

湘南記念病院 乳がんセンター長 土井卓子さん


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