ファシアに特化し、交通事故をはじめ痛みからの解放と生涯歩ける身体に整えます
TOP > クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記 > ヘルプシーキング
心の健康に関する講演会で「ヘルプシーキング」という言葉を耳にした。
「援助希求」と訳すらしい。「家事や育児、仕事でも『人に助けてもらうことはいいことだ』との意識を広げることが大切です」と、講師は言う。安心して助け合える関係は、一人一人に心の余裕をもたらし、持てる能力を引き出す。家庭も職場も、ひいては社会も信頼関係が強まる好循環が生まれる。「だから誰かに助けてもらったら、『すみません』と頭を下げるより『ありがとう』と笑顔で応えましょう」と講師は続けた。
人に迷惑をかけてはならないと教えられたからか、昨今の「自己責任」を強調する風潮からか、「助けて」と上手に言えない人が多いように思う。だが誰しも一人では生きられない。助けたり、助けられたりしていくのが人間だろう。自分が恩を感じたら、いつか困っている人を見つけた時に進んで助ければいい。「恩返し」ならぬ、別の人を支えることで社会に還元する「恩送り」という言葉もある。