活性酸素・温熱療法・ファシアに特化し、交通事故をはじめ痛みからの解放と生涯歩ける身体に整えます
TOP > クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) 日記 > 「賢人は安きに居て危きを歎き」
地域で行われた消防訓練。消火器を使った訓練が始まった。「火事だ!」と叫びながら消火器を持って火元へ。安全ピンを抜き、ホースを火元に向けて、レバーを握る.と、これだけなのだが、実際にやってみると、皆あたふた。その様子を見て、訓練を尻込みする人も。すると消防士の方が言った。「うまくできなくて当然。だからこそ、やっておいてほしい。もしもの時、やったことのある人とない人では、天地雲泥の差が出ます」
いざ火災に遭遇すると、誰もが平常心ではいられない。その時、とっさに消火器を手に取れるかどうか。「実は、自分で使ったことがないと、すぐ目の前にあっても気付かないことすらあるのです」。
事実、初期消火における消火器の使用率は2割にとどまるという。
普段できないことが、非常時にできる可能性は低い。災害に対する備えの重要性は、強調しすぎることはない。根本的には、“自分は大丈夫”という思い込みを破り、“いつ災害に遭うか分からない”という危機感を持ち続けられるかどうかである。