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クラーク整骨院(厚別森林公園新札幌交通事故治療) | 日記 | 子どもの学力の不安どう関わる?


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子どもの学力の不安どう関わる? (2019.05.13)


子どもの学力は気になるもの。「言い聞かせても、なかなか宿題をしない」といった悩みを抱える親御さんも少なくありません。学力に不安がある子にどのように関わればよいのか。

深い愛情が子どもを育てる

定期的に親御さんを集めて子育てに関する勉強会を開かれている石田さん。

  
 ホームページで1回あたり15人ほどのママさんを募集し、カフェで日頃の悩みや課題などをざっくばらんに語り合う「ママカフェ」を毎月、開いています。年間1500人のママさんから直接相談を受けます。そこでは今の課題が見えてきます。ママさんは本当に大変です。パートなどで働く方も多く、育児、家事、仕事と、てんやわんや。なのに、いまだに学校の行事など、子育てに関することは多くがママさん任せです。ストレスは大変なものでしょう。
 私は少しでもママさんに安心してもらいたく、自分の経験、知識をもとに、子どもとの具体的な関わり方のアドバイスをするようにしています。よりよい社会をつくるために大切なのは子どもを健やかに育てることです。その子どもに一番影響力があるのはお母さんですから、お母さんを大切にすることが、何よりも社会をよくすることに通じると思っています。
 ただ、本質的には「ママカフェ」に来るようなママさんは何ら問題はないと感じます。なぜなら、わが子に対する深い愛情があるからです。愛情が深いから、将来を心配して関わり方に悩み、インターネットで調べ、相談にまで来ています。子どもの成長の源は、何よりも親の愛情ですから、たとえ今、さまざまな問題を抱えていたとして、長い期間で見れば、まっとうに育っていくのです。
 その上で、日常生活でのイライラやストレスは少しでも減らせた方が親にとっても子どもにとってもよいですから、そのためのアドバイスをしているわけです。
 

親子のタイプの違いを知る

どのような相談が寄せられますか。
  
 ママさんからの相談には、「子どもが集中しない」「言うことを聞かない」など、さまざまありますが、つまるところ、「うちの子が勉強をしない」。その悩みに集約されています。どうすれば勉強させることができるか。皆さん、ここに頭を抱えている。
 アドバイスをする際、前提とするのは、人間には大きく分けて2タイプがあると考えられる点です。マルチタスク型とシングルタスク型がいます。マルチタスク型とは幅広い興味・関心があり、一度にさまざまなことをこなそうとするタイプ。効率性を重視し、損得勘定で動きます。一方でシングルタスク型は、好き嫌いの感覚を重視し、興味・関心を持った一つのことに意識が集中します。好きなことはとことんやるが、嫌いだとやりません。
 親子が同じタイプですと、考えを理解しやすいので、関わり方は難しくありません。問題はタイプが異なる場合です。特に悩みを抱えて「ママカフェ」に来られる方に多いのは、ママさんがマルチタスク型で、子どもがシングルタスク型というパターン。子どもの生活習慣のだらしなさや、苦手なことに挑戦しようとしない点などが目に付きます。「早く宿題をやった方が後が楽だよ」などと促しても、好き嫌いを重視する子どもは損得では簡単には動きません。そのためイライラが募ります。
 一方で、親がシングルタスク型で子どもがマルチタスク型の場合は、親が勉強しなさいと言わないのに、子どもが自ら進んで勉強する傾向にあります。
 だから、問題が起きた時に、聞き分けがない子と思うのではなく、自分とはタイプが違うのだと認識することが大事なのです。
 その上で、シングルタスク型の子には、興味を持っていることをまずやらせ、十分に心を満たしてあげた上でやるべきことを教えていく方法が有効です。
 

自己肯定感を上げるため

勉強を教える際に気を付けてほしい点は?
  
 自己肯定感が高まるように教えてほしい、という点です。
 教育の最大原則は、よいところをよく褒めて伸ばすこと。叱ることも時には必要ですが、叱った上でダメ出しまでしてはいけません。自己肯定感が下がってしまいます。自己肯定感とは、自分を肯定的に捉える力のこと。人が成長する上で最も大切な力です。
 そもそも私が、勉強のやり方を教えるのは、学力を伸ばすためというよりも、自己肯定感を一番上げるのに最も早い方法だからです。多くの子は勉強で自己肯定感が低くなっているため、逆に学力を伸ばせば自己肯定感が上がり始めるのです。勉強以外で自己肯定感が伸びるものがあるならば、それを重視すればよいと思いますが、子どもは長い学校生活の中で、テストを受け、点数で評価され続けています。勉強ができる子はよいが、苦手な子はたまりません。毎回、低いテストの点数を見せられて、「自分を優れた人間だ」と肯定的に捉えることは難しいのです。テストでよい点数を取るためにどのような工夫が家庭でできるか。この点を理解し、関わってほしいと思います。

一般社団法人教育デザインラボ代表理事 石田勝紀さん

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