クラーク整骨院（厚別森林公園新札幌交通事故治療） | 日記 | オーディオブック

 
 
本の朗読や対談・講演などの音声情報が収録された「オーディオブック」。
“スキマ時間”や“ながら時間”に活用できる新しい道具として注目され、読書が苦手な人も導入しやすい。



ＣＤと音声データ
　オーディオブックは大別して、「ＣＤ」「音声データ」の二つがある。
　オーディオブックＣＤは、書店やインターネットで購入したり、公共の図書館で借りることが可能。ただ、種類が限られることが難点。
　一方、音声データは、即時性があり、数も豊富。
　パソコンやスマートフォン、タブレット端末などで気軽に活用できるのも大きなメリット。
　日本で提供されているサービスの中では、現在、「オーディブル（ａｕｄｉｂｌｅ）」と「フィービー（ＦｅＢｅ！）」が主流となっている。
　両者とも、ホームページやアプリで登録すれば、すぐに利用できる。
　注意したいのは、データ容量が大きくなってしまうこと。Ｗｉ―Ｆｉサービスやデータ定額プランに加入することをオススメする。
　【オーディブル】
　アマゾンが運営するサービス。利用者数は、世界で数百万人といわれている。
　２０以上のジャンルの豊富なタイトルの中から選べ、月額１５００円で聴き放題。外国語のオーディオブックも充実する。無料体験期間もあり。
　◆ホームページ＝ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ａｕｄｉｂｌｅ．ｃｏ．ｊｐ
　【フィービー】
　日本語オーディオブック会社の先駆けであるオトバンクが提供している。
　ベストセラーのオーディオブック化が早く、ビジネス系の分野などに強い。風呂時間やエクササイズなど、生活のシーンに合わせたものも充実している。
　一冊ずつ購入するスタイルで、本によって料金が変わり、１００円から。無料サービスもある。
　◆ホームページ＝ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｆｅｂｅ．ｊｐ
風呂
　シャワーや風呂の時間もスキマ時間の一つ。
　貴重なリラックスタイムである一方、最近では、防水のオーディオ機器やスマートフォンが登場し、風呂で音楽やラジオを楽しめるようになった。
　オーディオブックには、風呂で聴くのが効果的なものも用意されている。フィービーが提供する「フロミミ（Ｆｕｒｏｍｉｍｉ）」では、浴室で行うストレッチや、子どもと一緒に楽しめるオーディオブックを紹介している。
　
通勤・移動
　通勤・通学の時間は、確実に訪れる予測可能な大切な時間。
　しかし、いざ学習しようと思っても、混雑した電車内では本や新聞を開きづらく、スマートフォンの閲覧やゲームに時間を費やしてしまうことも多い。
　聴くだけで、情報が耳に入ってくるオーディオブックは効果的。
　また、手を離せない車の移動中も、“耳で読む本”は役に立つ。
　話題の本や名著を読んでみたいが、本が苦手という人にもオススメ。
　有名人が朗読している作品もあり、興味がある朗読者の中から選ぶこともできる。
エクササイズ
　ちょっとしたストレッチや筋力トレーニングなどで、“なまった体”を活性化させることも、立派なスキマ時間の活用法。
　オーディオブックは、運動とも親和性が高い。聴きながらエクササイズができるよう、ヨガやストレッチの方法を教えてくれるものもある。
　また、リズミカルな漫才や落語などを聴きながら運動するのも、楽しみ方の一つ。
　ちなみに、オーディオブックは、再生速度を速めて聴くこともできる。時間が足りなくなった場合は、２倍速、３倍速などに設定して活用可能。
家事
　炊事、掃除、洗濯――子育て世代だけでなく、１人暮らしの若者にも家事は必須。作業をしながらの“ながら時間”を生かすのに、オーディオブックは重宝する。
　意外にまとまった時間が取れることも多いので、語学や資格のオーディオブックを聴きながら、スキルアップを図ることも可能。
　また、著名人の過去の講演や対談、ドラマなどをじっくりと聴くのもよいかもしれない。
　子どもがいる家庭は、子ども用の絵本や名作童話などもある。