クラーク整骨院（厚別森林公園新札幌交通事故治療） | 日記 | 1人暮らしの高齢者に調理技術を

　調理の技術が低い1人暮らしの高齢者は、高い人と比べて死亡リスクが倍以上も高まるという。
　全国の要介護認定を受けていない65歳以上の約1万600人を対象に、調理技術のレベルと死亡リスクの関係を分析。
　調査したのは、「野菜や果物の皮をむくことができる」「卵や野菜をゆでることができる」「焼き魚を作ることができる」など基本的な7項目。
　その結果、1人暮らしの場合、調理技術が高い人に比べて、低い人は3～4年後までに死亡するリスクが2.5倍高かった。また、同居の人がいる場合は、調理技術の高低で死亡リスクに有意な差はなかった。
　リスクの要因を分析すると、自炊、野菜や果物の摂取頻度、外出、歩いたり立ったりする時間がリスク低減に関わっていることが分かった。
　
　自宅で自ら料理をすることは、栄養面のバランスだけでなく、献立を考えたり、食材を買いに出歩いたりするので、健康や認知機能の維持にも役立っていると考えられ、高齢化社会で離婚や配偶者との死別などにより、1人暮らしのお年寄りが増えている現状では、調理技術を身に付ける重要性が高まっていると指摘している。

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